ヒマをみつけてWeb開発
その場の思い付きを、ヒマをみつけてWebサイトにしてみるブログ

ARの力でVRをカオスにする、カソウセカイカメラをリリースしました

Friday, 3 August 2012 02:18 by sabro

仮想世界カメラ

世の中はいま、アクセルワールド、SAOみたいな仮想世界アニメが好調で、先日はサマーウォーズのテレビ放送なんかもありましたが、セカンドライフの話題はまったくありませんでしたね。そんなちょっと忘れられ気味なセカンドライフ向けの新サービスをリリースしたので紹介させていただきます。

カソウセカイカメラ
http://www.kasousekaicamera.com/

ARとVRの先端技術を組み合わせれば、超最先端になるはずという思い込みを出発点に、仮想世界の中で拡張現実ができるサービスになってます。詳しくは、発表会で使った資料をみてもらうとわかりやすいと思います。

 

 

このブログはウチの技術ブログという位置づけなので、内部で使用している技術をちょっと紹介( ̄∇  ̄ )

仮想世界向け独自GeoHash

緯度、経度の情報をハッシュ化し、位置のインデックスを作るGeoHashという技術があります。当然、カソウセカイカメラのコメントインデックスにも応用できそうなのですが、あれは緯度、経度が有限という前提なので、無限に広がる仮想世界ではうまく使えませんでした。そこで、4バイト整数の最大値2,147,483,647メートル四方をインデックスできる、独自のGeoHashを作成しました。といっても、ハッシュ自体の作り方は全く同じです。個人的にはGPSにしろGeoHashにしろ、人が住むのは地球だけという狭い視野で作られているので、月面基地、スペースコロニー、仮想世界など、人が活動するあらゆる場所から一意に特定できる新しい仕組みが必要になるときが来るとおもいます。

3次元空間の位置を2D画面にマッピングする透視投影変換

3次元空間上にあるコメントを、HUDの2次元座標に変換するのに透視投影変換を使いました。ゲームではおなじみのアルゴリズムですね。ただ、ゲーム制作の場合はライブラリがこのあたりを受け持ってくれることが多いみたいですが、セカンドライフのスクリプトLSLにはそんな機能はもちろんないので、ローレベルなところから実装が必要で大変でした。

技術的に面白く、内容もそこそこ面白い、カソウセカイカメラをよろしくおねがいします( ̄∇  ̄ )