
Script-Fuを登録すると、Gimpが自動的に、上のようなダイアログを作ってくれます。画像のメニューから実行する、Script-Fuの場合、image引数とdrawable引数は、現在の画像が、そのまま使われるので、ダイアログからは設定しません。ここでは、独自の引数である、半径のみが設定可能になっています。ダイアログに設定される要素名を、"Radius (%)"と設定しましたが、このように、簡単なものであれば、"半径 (%)"と、自動的に日本語にしてくれるところも、ポイントです。
引数について、もう少し、説明しておきます。Gimpで指定できる引数は、以下のような種類があります。
| SF-ADJUSTMENT | 特定範囲内の数値 |
| SF-BRUSH | ブラシ |
| SF-CHANNEL | チャンネル |
| SF-COLOR | 色 |
| SF-DRAWABLE | レイヤー&チャンネル |
| SF-FILENAME | ファイル |
| SF-FONT | フォント |
| SF-GRADIENT | グラデーション |
| SF-IMAGE | 画像 |
| SF-LAYER | レイヤー |
| SF-OPTION | 複数候補から1つの文字列を選択 |
| SF-PATTERN | パターン |
| SF-STRING | 文字列 |
| SF-TOGGLE | TRUE or FALSE |
| SF-VALUE | 数値 |
今回、半径の指定では、SF-ADJUSTMENTを指定したので、特定範囲の数値を指定できます。デフォルト値で、'(50 0 100 1 1 0 0)と指定していましたが、これは、デフォルト値50、最小値0、最大値100、ステップ幅1、不明?1、小数桁0、スライダーor スピンボタン0、と設定しています。
次に、script-fu-menu-register関数は、次の引数を取ります。
- 関数名
- メニューの位置
メニューの位置は、今回、"<Image>/Script-Fu/Render"と指定したので、画像メニューの「Script-Fu → 下塗り」に追加されます。"<Image>/Script-Fu/下塗り"では、ダメなので、注意してください。英語が分からない人は、前回やったように、Gimpを英語環境で起動して、メニューを確認してみましょう。画像メニューではなく、ツールボックスのメニューに追加したい場合は、<Image>の部分を<Toolbox>として、適切なパスを設定すれば可能です。
4.配置して確認する
3の手順で作ったファイルは、Windowsの場合、「C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\.gimp-2.2\scripts」に配置します。ファイルに、日本語が含まれている場合は、UTF-8で保存する必要があるので、注意してください。そして、Gimpを再起動するか、または、メニューの「拡張 → Script-Fu → スクリプトリフレッシュ」で、再読み込みさせます。
まずは、プロシージャブラウザで、Script-Fuが追加されていることを、確認してみてください。成功していたら、先ほどの、Script-Fu登録関数で書いた内容が、表示されるはずです。

無事、登録が成功していたら、次は、新規画像を作成して、画像のメニューから、「Script-Fu → 下塗り」と辿ってみます。以下のように、script-fu-register関数で設定した名前が、登録されているはずです。

最後に、Script-Fuを実際に、実行してみます。まずは、適度な大きさの、選択範囲を作り、適当なブラシを選んでください。そして、いざ実行。角丸四角形を作ることが出来たら成功です。
