Gimpで色を選択するときに、RGBのほかに、色相、彩度、明度という基準で選択できるんだけど、いまいち必要性が分からなかったから、これを期に調べてみた。常識中の常識のような気がしないでもないけど、自分と同じく良く分からない人がいることを希望して書いてみる。
色相、彩度、明度は、色を表現するときの体系の一種で、これらの値を変更することにより、全ての色を表すことができる。RGBも色を表現するときの体系だが、これら2つは、ある意味全く関係なくて、色相、彩度、明度で表された色は、RGBでも表すことができるし、同様に、RGB値が決まれば、それに対する色相、彩度、明度の値が決まる。色を表現するという同じ役割をもつ体系でありながら、次元や空間みたいなものが異なっているという感じらしい。
それぞれの定義は以下
- 色相
- 色の種類を表す。赤なのか青なのか緑なのかは、この値をみれば分かる。 Gimpでは、0~360
- 彩度
- 色の鮮やかさを示す。いわば、その色らしさみたいなもので、 数値が高いほど、色がなんなのか分かりやすい。数値を低くすると、グレーっぽい色になっていく。Gimpでは0~100
- 明度
- 色の明るさを示す。低くなるほど、黒に近づく。Gimpでは、0~100
で、こういう尺度があると、何がうれしいのかというと、「人から見たときの分かりやすさ」なんでしょう。例えば、RGBで、54:159:28と言われても、いまいちどんな色か想像するのは難しいはず。でも色相、彩度、明度が、108:82:63と指定されたとき、色相108が黄緑だということが分かれば、彩度82で鮮やかさが高いから黄緑だと分かりやすい色で、明度63だからパステルカラーと黒の中間より若干明るいくらいという推測ができてうれしいというわけ。
Webデザインでのテクニックとして、彩度と明度を最大にしてパステルカラーを作ったり、彩度、明度固定で、色相のみ変更して調和しやすい色を作成したり、色々役立つので知っていて損はないんじゃないでしょうか。